尺八の材料には、竹の一種でマダケという昔、物干し竿に用いられた竹の根元の部分が使われます。竹の自然の形態を利用します。



竹の筒状を形成している肉の部分には、水分や栄養分を吸い上げる器官が無数に存在します。この極めて細い管を束ねたような材質は、まさに自然の産物以外にはありません。
 楽器一般に音色が問題になるのは当然です。
 しかし、「自然の楽器」尺八ではどのような音色が期待できるのでしょうか。尺八楽器の奏者は、単に音色を尺八に期待するのではなく、自己の感性によって満足する音色を限りなく求めていくという姿勢が大切です。
拡大した断面
さらに拡大した断面


(以上の画像は『楽器の事典 尺八』(東京音楽社刊)より)


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